parc botanique uchida

観葉植物の販売を行っております、内田植物公園です
NPO法人日本園芸療法研修会(JHTS)園芸療法アドバイザー
日本園芸療法学会(JHTA)認定登録園芸療法士
n゜452  園芸療法の現場から #108 7月の園芸療法 その2 シソジュース作り

bonjour

 

こんにちは、内田植物公園です。

 

東京地方も30度を超える日が続いてきて、いよいよ夏本番な感じになってきました。

ですが、35度超えの日が無い分、例年に比べて幾分か過ごしやすいのではないでしょうか。

 

前回、ウチワ作りについて書かせて頂きましたが、今回は高齢者特養老人ホームで行いました、見た目も鮮やかなシソジュース作りのご紹介です。

 

こちらの施設では1年を通して、様々な野菜を育てています。今年はといえば、ジャガイモ、ミニトマト、ミニメロン(コロタン)、トウモロコシ(ポップコーン用)、サトイモなどです。例年はサツマイモなども作るのですが、今年は一旦お休みです。

育った野菜は、もちろん収穫して試食をします。今年も6月にジャガイモ、7月のミニトマトを頂きました。

旬な野菜を収穫して直ぐに食べられるなど、ある意味、普段の自分たちの生活よりも贅沢な活動をしているともいえますね。

自分たちで作った野菜の味は、買ってきた野菜に比べても、美味しく感じるのが不思議です。また普段は食が細い利用者の方も、活動内で作った野菜は自然と手が進むなどの行為も良く見られます。

 

そんな試食の活動の際の、大きな協力者が施設の栄養士さんです。収穫した野菜は衛生面などを考慮していったん栄養士さんにお渡しして調理して頂きます。こちらの施設の栄養士さんは、出勤日を園芸の試食がある日に合わせて頂いたり、またご自分でも畑を借りて野菜を育てられるなどなど、園芸療法活動に大変ご理解をして下さっています。

そんな栄養士さんに、今年は何か作ってみたい野菜はありますかと尋ねたところ、「シソジュースを育てて、利用者さんと一緒に作るのはいかがでしょう」とご提案頂きました。ということで、今年度は春からシソを育てています。

 

内田がこちらの高齢者施設で活動を始めて今年度で8年近くになるのですが、シソを育てるのは初めてです。何故かというと、情けないながらも内田自身がシソが苦手だからという単純な理由です。他のメンバーにシソジュースの話を提案したところ、ほぼ満場一致でOKということになりました。で、年間のプログラムを立てていたところ、シソジュース作りの日は見事に内田がリーダー担当の日に当たってしまったので、意を決して行うことにしました。作り方などを事前に栄養士さんと相談して、いざシソジュース作り開始です。

 

当日はテラスで育てていたシソの茎から上の部分を切ってきて、葉をちぎることから利用者さんに行って頂きました。思っていた以上にシソが生長していたので、予定よりもほぼ倍の量のシソが収穫出来ました。

ちぎったシソの葉をお茶パックに詰めて頂いて、鍋の中へ。砂糖も加えて約10分近く煮詰め、最後に絞ったレモン汁を加えて火を止めます。鍋を冷ましている間にカップに氷を入れておきます。粗熱が取れたらグラスに注いで完成です。とても鮮やか美味しそうなシソジュースが出来ました。

 

煮出した後のシソの葉。

パックに摘めて行うと、後片付けも楽ですね。

 

原液のシソジュース。レモン汁を加えるまでは、もっとどす黒い色でした。

 

氷を浮かべて、暑い夏にピッタリなシソジュースの完成です。

見た目、マジ美味しそうですよね。レモンなどを浮かべても良いかもです。

 

利用者さんの感想は、美味しいと言われる方や、あまり味がしないと言われる方など様々でしたが、約1時間で、収穫から調理、試飲まで全て行うことが出来ました。内田的には最後までシソジュースの味は苦手でしたが、とても楽しい活動になったので、また今後も行ってみたいプログラムの1つになりました。

 

今回の反省点。

1、シソが取れすぎたので、収穫作業および葉をお茶パックに摘める作業が多く、疲れてしまう利用者が数名いらっしゃった。

2、レモン汁を加えた瞬間に色が劇的に変わるので、鍋の中ではなく利用者の目の前にグラスを置いて行えば良かった。

3、時間が無く、氷を大量にいれて冷やしたため、シソジュースの味が若干薄かった。   etc

 

次回以降は、これらの反省点を生かして行いたいと思います。

 

salut

11:21 | 園芸療法 | comments(0) | trackbacks(0)| - | - |
n゜451  園芸療法の現場から #107 7月の園芸療法 ウチワ作り

bonjour

 

こんにちは、内田植物公園です。

 

今日で7月も最後、明日からはいよいよ8月ですね。

今月の中旬〜後半にかけては、7月下旬とは思えないくらいに過ごしやすい日が続きました。

先週の土曜日に行った高齢者特養老人ホームでの園芸療法は、当初は室内で行う予定でしたが、あまりにも涼しく気持ちの良い日だったので、急きょ屋外に出て、外気浴及びお庭の観察をして頂きました。普段はなかなか屋外に出られない特養老人ホームの利用者さんが多いので、貴重な活動日となりました。こういう場合は当初のプログラムを多少変更してまでも、その時に合った活動をするべきだと思っています。その分、周りのスタッフの皆さんには予定変更でご迷惑をおかけするのですが、内田は普段からコロコロと変更することが多いので、スタッフの皆さんもある程度は想定内と言って下さいます。本当に頼りになる皆さんです。

 

さて、タイトルにもあります「ウチワ作り」ですが、こちらは障碍者施設及び高齢者デイサービスで行ったプログラムです。

で、結果はどちらもあまり芳しくなかったので、反面教師的な感じで参考になさってください。

 

まずは障碍者施設での活動から。

こちらは月に1回の活動なのですが、内田の所要の関係で8月の活動が参加出来ません。また施設も1週間夏休みになるので、その間の水やりなども不可能なので、翌月に継続しない1回完結の活動を行いたいと思っていました。

5月に植えたゴーヤがすくすくと育っているのですが、実となるとまだ収穫できるほど大きくなっていませんので、今回はそのゴーヤの葉を使って、ウチワにたたき染めを行おうと考えました。

始めに利用者の皆さんにお庭からゴーヤの葉を何枚も取ってきて頂きます。それをゴーヤのイラストを印刷した下絵の周りに、あたかも葉がいっぱい茂っているかのように、たたきぞめの要領でペットボトルやスコップの裏などの堅いもので葉を叩いていきます。お部屋中に「トントントントン」とにぎやかな音が鳴り響いて楽しい活動だったのですが、内田が思っていた以上利用者の皆さんの力が弱く、なかなか色が付かないことと、色がついてもキレイに葉の形にならないことで、中途半端な感じのウチワになってしまいました。

そこで、時間が余ったら植えようとして持って来ていたポーチュラカがあったので、仕上げにそのお花で色付けしたところ、ウチワがパッと華やかになりました。もはやゴーヤの葉の形はありませんでしたが、緑の中に赤や黄色の色が入って、夏祭りを思い出させるようなにぎやかなウチワの完成しました。

 

ところどころの赤や黄色がポーチュラカです。

 

一方、高齢者デイサービスでのウチワ作りですが、こちらでは昨年の8月に同じ活動を致しました。但し8月の中旬以降ですとウチワの活躍の機会も少なくなるかと思ったので、今年は7月に行いました。で結果、それが少し裏目に・・・

ウチワ作りは昨年も好評でしたので、今年もそれに合わせて、アサガオマリーゴールド、ポーチュラカなど、色水が作りやすい草花を植えて育てていたのですが、気温が低い日や曇りの日が多かったせいか、肝心の花があまり咲いていない・・・アサガオに関しては2、3ケしか咲いてなかったので使えずという状況でした。

また昨年はウチワの片面だけを塗って頂いたのですが、今年は両面にチャレンジと思っていたのが花の量が少なくてそれも難しそうです。

プランターから摘んできた草花を皆さんに観察して頂いて、それぞれを小さなビニール袋に入れて頂きます。そのお花を形が無くなるくらいに揉みつぶして頂いて、花の汁を出して頂きます。それで花の絵具は完成なのですが、なにせ花の量が少ないので感動も今一つ。そのビニール袋から筆を使って花火のイラストを印刷した下絵を塗って頂きますが、これも色が薄いので、さらに盛り上がるに欠ける利用者の皆さんたち。但し、何度か重ね塗りすることと、時間が経過することで、段々と色が濃くなってくると、徐々に「綺麗ねー」との声が上がり始めました。

色水作りに時間が相当かかってしまったことで、当初の終了時間を軽くオーバーしてしまったので、塗るのも片面で止めることに。なんともしまらない活動になってしまいましたが、完成した作品を見て、利用者の皆さんが喜んで頂いたので救われました。

 

赤 ポーチュラカ

オレンジ マリーゴールド

緑 ペンタス(花)です。

 

で、二つの活動を通して反省点。

 

「プログラム作成時の際に、参加者のアセスメントが不十分だった。」

どちらの活動でも、自分が想定したいたほど参加者の作業遂行レベルが高くなかったので、完成度が低い作品になり、作業意欲も若干欠けてしまった。特に高齢者デイサービスでの活動では、「作業をする」ということに重点を置きすぎてしまい、手指などを良く動かす身体的なリハビリテーションという面でみれば良かったのかも知れないが、「暑い季節に自分でウチワを作る楽しみ」といった面では、もう少し作業過程を簡素化するべきだったと反省しました。がっつりと作業療法的なプログラムを求められている施設であれば良かったのかも知れませんが、こちらでの活動はレクリエーションの一環として行っているので、その点でもアセスメントが不十分だったといえるかも知れませんね。

 

参加人数が多い活動では、どのレベルに合わせてプログラムを作るかということは常に難しい問題です。簡単に作れて飽きてしまう方がいれば、全く出来ないで援助者がほとんど作業手伝ってしまうというケースも良くあります。

参加者のアセスメントをしっかりと行い、多くの方に楽しんで頂けるプログラムを今後も行っていきたいと思います。

10:33 | 園芸療法 | comments(0) | trackbacks(0)| - | - |
n゜450  園芸療法の現場から #106 6月の園芸療法 夏の草花の植え付けやジャガイモの収穫

bonjour

 

こんにちは、内田植物公園です。

 

3回続けて園芸療法ネタですが、今回も同じく園芸療法のお話です。

 

6月、季節は春から初夏→梅雨へと変化してきます。日によっては日差しも強く、気温も急激に高くなったりと、高齢者施設では屋外での活動が厳しくなってくる時期でもあります。ですが、特養老人ホームなどの入居施設の利用者の方々には、日常屋外に出ることも少なくなってしまっている方もいっらっしゃいますので、園芸の時間では、わずかな時間でも外気にあたって頂いたり、お庭、テラスなどに育っている植物の観賞をして頂いたりするようにしています。特に今の時期は植物の様子が日に日に変わっているので、活動が2週間空くと「えっ?」と思うほど生長していたりします。

 

4月に球根を植え付けたダリアが、見事に開花しました。

 

コチラは4月に種をまいたオシロイバナ。

 

トウモロコシも急激に生長してきました。

 

6月の園芸療法の代表的な作業といったら、なんといってもジャガイモの収穫です。青々と元気に育っていたジャガイモですが、段々と葉が黄色く枯れた感じになってきます。土の中にジャガイモが出来てきたサインです。とは分かっていても、その姿を見ると、「病気になった???」と毎年ドキッとさせられるのですが・・・

特養老人ホームでの活動では年間プログラム的には6月末に収穫の予定でしたが、予定よりも早く枯れてきたので、2週間早めて収穫作業を行いました。早めた分、収穫量が少ないかなと少々心配だったのですが、思っていた以上の量が収穫出来たので、利用者、スタッフ共に大喜びでした。収穫したジャガイモは涼しい場所で保管して、次回に試食をする予定です。

 

収穫時の活動では撮影しそこねたので、後日撮影。

5種類のジャガイモが収穫出来ました。

 

高齢者デイサービスでの活動では、夏の草花の植え替え作業を行いました。5月に種をまいた、アサガオ、ヒマワリも生長してきたので、新たに購入したペンタスポーチュラカ、マリーゴールドなどの夏を代表する草花たちと一緒に寄せ植えを行いました。といっても、アサガオを寄せ植えしてしまうと他の草花にツルが絡んでしまうので、アサガオだけは特別待遇です。

 

5月に植えたイネも、しっかり定着してくれた様子です。

 

 

夏の暑さに負けない、鮮やかなお花を咲かせてくれる方々です。

 

植えた後には、しっかり支柱立て作業も行い、完成です。支柱が刺さった姿を見ると、急に夏感が出てくるように思うのは、僕だけですかね。

 

夏感アップ!!!

 

ヒマワリは、活動前の準備及び活動時間中に水が下がってしまったので、かなりだれてしまいました。その姿を見た利用者のお一人が「ヒマワリも夏バテしてるよ」と冗談をおっしゃって、周囲の方々を笑わせていらっしゃいました。実際の園芸作業以外にも、植物を通じて周囲のご利用者同士の会話が自然と生まれるようにするのも園芸療法の目的の一つではあります。但し、ヒマワリの水が下がったしまったのは、誤算でしたが・・・

 

ヒマワリもお疲れ気味です。

 

来月は、ミニトマトの収穫やシソジュース作り、ウチワ作りなどを予定しています。シソジュース作り、僕はシソが苦手なので今まで手を付けてきませんでしたが、初の試みです。上手に出来ると良いのですが。

 

salut

07:45 | 園芸療法 | comments(0) | trackbacks(0)| - | - |
n゜449  園芸療法の現場から #105 5月の園芸療法 田植え&夏野菜の植え付け
bonsoir

こんばんは、内田植物公園です。

1月、2月、3月と、近年になく好調に更新してきた当blogですが、4月、5月と足踏みをしております。
blog開設当初の2009年5月など、22回も更新していることが信じられません。昔の自分を少し見習いたいと思います。

ちょっと前のことですが、GW中に友人の車でPerfumeのコンサートを観に仙台に行って来ました。普段はGWに遠出などはしないので道路の混雑状況が良く分かっていなかったのですが、完全になめてました。ゆっくり行っても6時間くらいで着くだろうと思っていたのですが、首都高の時点で早くも渋滞。SA、PAも混雑で全く入れずに、最初の休憩までに6時間以上が経過してしまいました。
出発前の予定では、コンサートの前に松島にでも観光に行こうかなどと話していましたが無理。せめてコンサート前に仙台で牛タンで腹ごしらなどと予定変更しましたが、肝心なコンサートに間に合わなくなるかの瀬戸際だったので、それも無理。結局会場近くのセブンでお弁当を買って会場の駐車場で食べる始末となりました。東京を出発して9時間余り、何とか開演1時間前に無事到着致しました。
コンサートをたっぷりと堪能して、帰りこそは牛タン食べて帰ろうということになり、仙台市内で夕飯→帰宅。自宅に着いたのは翌朝4時過ぎ。昨日、家を出発してから22時間、そのうちの約3分の2は車中にいましたが、仲の良い友人たちとの遠征は、とても楽しい思い出となりました。

閑話休題。
5月の園芸療法です。
5月といえば、やはり田植え。今年も高齢者施設2か所で田植えを行いました。



それぞれのプログラムの目的は微妙に違うのですが、参加された利用者さんの中には、お百姓だった方が昔の思い出を話して下さったり、別の方は戦争で疎開した先で田植えを行ったことがあるなどのお話を聞かせて下さいました。
園芸療法は、園芸作業を通じて身体のリハビリテーションを図るなど、作業療法の補完療法的な位置にありますが、高齢者の方々との関わりでは、作業を通じて、援助者や他の利用者との会話を楽しむ、植物がある環境に身をゆだねてリラックスする、室内にこもりがちな方を屋外での作業に連れ出して外気に触れて頂くなど、心理的・精神的な面のリハビリテーションを重視する傾向があります。
日本人にとって馴染み深い「イネ(お米)」という素材を使用することで、自然と会話も増えて、にぎやかな活動となりました。


また5月は夏野菜の種まきや苗の植え付けなどにも適している時期です。
高齢者特養老人ホームでの活動では、ミニトマト、ミニメロン、シソなどの植え付けを行いました。その時の参加者の方の中にストレッチャー式の車いすを使用している方がいました。園芸作業を行うには寝たまんまの体制では若干難しいので、少し起き上がって作業をして頂きます。普段は車いすの上で横になりながらの方にとって、園芸活動を行う1時間の間中、姿勢を正して頂くことは身体的にも大変かと思いますが、園芸作業を行うという気持ちが、その行為を支えてくれていることだと思います。


今年はシソジュース作りに挑戦です!


障碍者施設で行った、ミニトマトの植え付け作業


支柱をする際、カラーモールなどを使用すると柔らかいのでねじりやすいです。

さて、いよいよ来月は、お楽しみのジャガイモの収穫です。今年も美味しく頂けますでしょうか。


そろそろ収穫?

salut
23:07 | 園芸療法 | comments(0) | trackbacks(0)| - | - |
n゜448  園芸療法の現場から #104 4月の園芸療法 シラカバの木にスミレの花を咲かせましょう
bonjour

こんにちは、内田植物公園です。

約1か月ぶりの更新です。
4月も気づくと今日で終わり、今月も色々な場所で園芸療法を行いました。
今月から新たに関わるようになった現場も加わりましたので、機会がありましたらそちらの活動の紹介出来たらと思います。

で、今回のタイトル「シラカバの木にスミレの花を咲かせましょう」とは、今月、高齢者デイサービスで行った活動のタイトル名です。
前回の活動では大量のビオラを使って押し花作りを行いました。1か月が経過して押し花も無事完成、今回はその押し花を使ったクラフト作業です。

クラフトの前にプランターの観賞です。昨秋に植えたチューリップが咲きました!というか咲いていました。チューリップは咲いている時期が比較的短いので、月に1度の活動ですと、一番キレイな時期を見逃してしまうこと良くあります。去年はタイミングバッチリだったのですが、今回はギリセーフくらいでしょうか。他にも前回お花を採集したビオラハボタンの花が元気に咲いてくれています。




ここ1か月で急生長のチューリップ


意外と花もキレイなハボタンです

続いてクラフト作業に参ります。先ずはお持ち帰り用の作品作りです。出来上がった押し花の中からキレイに出来た花を2、3ケ選んで頂きます。そちらを名刺大の大きさの台紙にノリで貼り、押し花が劣化しないように上からフィルムを貼っていきます。その際に、なるべく空気が入らないようにするのがポイントです。フィルムで保護された押し花をビニールレザーのパスケースに入れて作品の完成。通常は定期など入れるパスケースですが、こんな感じに押し花を入れて、カバンなどに飾って頂きます。女性の利用者を中心に、かなり好評の作品となりました。


パスケースはご存知オシャレ100円ショップ、Seriaさんで購入しました。
完成度高い商品です。

次に残った押し花を使って、デイサービスルームに飾る作品を作って頂きます。昨年も行ったのですが、今年は昨年以上の大きさの作品作りに挑戦しました。
まずは葉の形に切った緑色の台紙に押し花を貼って頂きます。次ににシラカバの木に見立てた台紙を6等分に切断して各テーブルに配布し、その台紙に先ほどお花を貼った「葉」を好きな場所に貼って頂きます。このときはノリではなくて予め葉の裏に両面テープを貼っておいたので、そちらをはがしてから貼ります。両面テープを使用する訳は、いったん貼った場所が気に入らなかった際に貼り直しをするのも比較的簡単だからです。


1人数枚作って頂き・・・


好きな場所に貼ってもらいます


ここはおそらく、右中段かなと


右下段

そのようにして各テーブルで出来てきたシラカバの破片を、最後に合体させて完成です。170儷瓩ぢ腓なシラカバの木にスミレの花が咲きました。昨年の作品と比較して、約2倍程度。
当初はシラカバではなく普通の木を作る予定でしたが、材料選びの際に何となくシラカバの方が良いなと思い選びました。結果、木も葉も良く映えて見えるので大正解だったかなと。
部屋の目立つところに飾って頂き、園芸に参加出来なかった利用者の皆さんにも観賞して頂けたらと思います。


完成です。右側が昨年作った「パンジーの木」です。

salut
10:34 | 園芸療法 | comments(0) | trackbacks(0)| - | - |
n゜447  園芸療法の現場から #103 3月の園芸療法 押し花作り
bonjour

こんにちは、内田植物公園です。

先ずは感謝から。
先月は、当blog過去最高の閲覧数を記録致しました。
いつもいつも拙文を読んで頂きまして、有難うございます。
今後も植物に関する話題を中心に、内田の書きたいことを書いていきたいと思っておりますので、お暇な方はお付き合い下さいませ。

さて今回は、3月に行った園芸療法の紹介です。
高齢者デイサービスにて、押し花作りを行いました。
こちらの施設では野菜を育てることはNG(というか試食がNG)なので、前回ご紹介しました施設のようにジャガイモの植え付け作業や、野菜の収穫作業などのプログラムは出来ません。冬の間は、活け花やフラワーアレンジメント、ドライフラワーや木の実を使ったクラフト作業などが中心の内容になってしまいます。
こちらのデイサービスでは、3月は押し花作りを行うことが多いです。というのも、秋に植えたビオラプリムラなどの草花が、冬越しを終えてぐんぐんと生長しているので、押し花用に採集してもプランターが全く寂しくならずに、むしろ少し切り戻したほうが、今後5月くらいまできれいないお花を咲かし続けてくれるからです。


チューリップもすくすく育っています。次回に活動あたりが見ごろかと。

事前準備として、プランターから押し花用のお花(ビオラ)を摘んできます。こちらの活動は毎回30名前後の方がご参加頂いています。1人につき12ケ程度押してもらう予定ですので、計360ケ。オレンジ、黄色、紫etc、見た目も鮮やかになるように各色混ぜて摘んでいきます。
本当は、参加者の方が自らハサミを使用して摘んで頂くのが良いのですが、参加者の中にはキレイなお花を摘むのがかわいそうという方もいらっしゃるので、こちらで事前に摘むことにします。



摘んできたお花を、お1人分ずつに分けます。摘みたてのビオラはとても良い香りするので、閉め切った控室で準備をしていると、部屋いっぱいに甘い香りが漂ってきます。その他、押し花作りの材料も分けて準備完了です。

冒頭に本日の活動の説明を行い作業を開始します。先ずは使用する材料を配り、それぞれちゃんとあるか確認して頂きます。この際にお花も一緒に配ってしまうと、どうしてもお花に気を取られてしまうので、別に配るのがポイントです。
今回の押し花作りで使用する材料は、段ボール×2枚、新聞紙×2枚、半紙×3枚、押し花乾燥シート×1枚、太めの輪ゴム×2本、ストックバッグ×1枚です。全員が確認して頂いた後に、お花を配ります。配られたお花を観察して頂いた後に、いよいよ押し花作りの開始です。こちらの説明通りに、順番に材料を重ねて頂きます。

段ボール→新聞紙→半紙→お花6ケ→半紙→お花6ケ→半紙→新聞紙→乾燥シート→段ボール→輪ゴム十字掛け→ストックバッグ


1つ1つ間違えないように、確認しながら重ねていって頂きます

2週間ほど寝かせて完成予定です。次回の活動には、こちらの押し花を使ったクラフト作業を行う予定です。

3月は年度末ということもあり、こちらでは3月に1年の活動の振り返りを行うことにしています。過去の活動の写真を見ながら、全員で1年を振り返ります。「そういえばこんなことやったねー」とか「あの作品、まだ家に飾ってあるよ」とか、様々なお声が上がります。実際に手指を動かす作業も重要ですが、このような記憶の呼び起こしや、その時の活動についての話題で盛り上がるなども活動の重要な目的の1つです。4月からの新年度も、皆さんと楽しみながら園芸活動を行っていきたいと思っております。


昨年度1年間の活動振り返り。


昨年度の写真を、押し花の段ボールの上に貼って頂きました。

新年度というと、何かしら新しいことを行ってみたくなる季節ですね。4月からいよいよ新年度です。僕が所属しています園芸療法の団体、NPO法人日本園芸療法研修会(JHTS)でも、園芸療法を学ぶ1年間の勉強会「スタディコース」の第22期が始まります。横浜戸塚区の障碍者施設「共働舎」さんを会場に、畑やお庭での園芸作業と座学を通じて園芸療法の基礎を勉強します。共働舎さんを始め、他の高齢者施設などでの現場実習や卒業生の現場での実習など、現場を重視した勉強会です。来週4月5日(火)には、会場の共働舎さんにてスタディコースのガイダンスが開かれます。興味はあるけど、どんなことを勉強するのか分からないなどと悩まれている方は、是非足をお運びください。ガーデンに咲いている満開のサクラがお出迎えしてくれることだと思います。参加費は無料です。

NPO法人日本園芸療法研修会 第22期園芸療法スタディコースガイダンス
2016年4月5日(火)13時〜16時
会場 共働舎 横浜市営地下鉄立場駅 徒歩6分
お問合せ、お申込は、NPO法人日本園芸療法研修会事務局まで
tel&fax 045−805−3663
mail info@jhts.jp
http://jhts.jp/


宜しくお願い致します。

salut
12:08 | 園芸療法 | comments(0) | trackbacks(0)| - | - |
n゜446  植物紹介 #144 ポリシャス
bonsoir

こんばんは、内田植物公園です。

本日は1日中暖かくてとても過ごしやすい1日でした。個人のお客様宅のお庭で作業をしていたのですが、少し動くと汗ばむくらい。花粉症の方には申し訳ないですが、気持ち良く作業が出来ました。

今回は植物紹介です。代官山のインテリアショップ Cushu cusyu さんに展示してあります、ポリシャスです。

polyscias filicifolia ポリシャス・フィリシフォリア
ウコギ科 ポリシャス属
原産地 東南アジア ポリネシア

高さ、約140cm、鉢込み¥22,000−(消費税別)になります。

当blogでも何度もご紹介していますポリシャス。何度も紹介しているということは、内田のお気に入りの植物ということです。

ポリシャスは耐陰性(暗い場所に耐えられる力)がとても強い観葉植物です。比較的大型の植物の中では、一番強いのではと思っています。また虫の発生や病気などにもなりにくい点も、お気に入りの理由の一つです。ポリシャスと同じウコギ科のシェフレラツピダンサスなどは、風通しが悪い場所などでは直ぐにカイガラムシが発生してしまうので、置く場所によってはオススメ出来ない品種です。特にツピダンサスと内田は相性が合わないようなので何度も痛い目にあっています。



こちらのポリシャスですが、上手に育てるには多少の手間がかかります。そのポイントは以下の3点です。

寒さにからっきし弱い。
ポリシャスの原産地は東南アジアやポリネシアなど暖かい地域です。ですので、冬の間はなるべく暖かい場所に移動したほうが良いでしょう。

環境の変化に弱い。
観葉植物の多くは環境の変化が苦手です。暖かい場所から急に寒い場所へ、または明るい場所から暗い場所への移動など、品種によっては環境が変わることで落葉したりします。その理由は、その植物が新しい環境に慣れようとしているから起こす行動だと言われていますが、ポリシャスは比較的多めに落葉するイメージがあります。

生長期の水切れに注意。
ポリシャスの葉はとても薄くて細かいので、あまり水分を貯めておくことが出来ません。葉の中の水分が直ぐに蒸散してしまうので、水が足りなくて葉がぐったりとしてしまうことがあります。この状態に気が付かなくて暫く放っておくと、水枯れを起こしてしまうことがあります。特に春から夏にかけての生長期、また冬の間の暖房が強い室内などは、注意して管理して頂きたい時期です。

以上のような点に注意して頂ければ丈夫で育てやすい観葉植物です。ただ、ビギナーの方には少し難しい植物かも知れませんので、何度か観葉植物を育てたことのある方にオススメ致します。

今回ご紹介の画像のものは、2月終わり〜3月初め頃に購入した植物です。購入当初はもっと葉が茂っていましたが、Cushu cusyuさんに来て以来落葉して現在の状態になりました。お客様宅に移動することで、まだ若干葉を落とすことがあるかも知れませんので、予めご了承下さい。(植物自体の状態が悪いという意味ではありません)


もう少し暖かくなると、葉の量も徐々に増えていくと思います。

植物の育て方などで、ご不明な点がございましたら、お気軽にコメント欄などにご記入ください。
また直接メールをいただいても構いません。後日、こちらからご返答いたします。

お問い合わせは、Cushu cusyuさん、もしくは内田植物公園(メールのみ)までお願いいたします。

現在インターネットでの販売は行っておりませんので、予めご了承ください。

ご購入いただいた商品は、内田が自ら配送を行い、現地にて育て方の説明を行わせていただきます。

またblog掲載期間中でも、売却済みになってしまうことがありますので、予めご了承ください。

宜しくお願い致します。


Cushu cusyu  HP http://www.cushu-cusyu.com/


内田植物公園 メールアドレス uchisato@rd6.so-net.ne.jp

salut
23:50 | 植物紹介 | comments(0) | trackbacks(0)| - | - |
n゜445  「世界ダウン症の日」
bonjour

こんにちは、内田植物公園です。

昨日は春分の日。また東京ではサクラの開花日でもありました。春分の日にサクラが咲くって、なんとなくロマンチックな感じがしますね。内田が植栽管理業務を行わせて頂いています千代田区の障碍者施設、ジョブサポートプラザちよださん(JSP)は、サクラの名所で有名な千鳥ヶ淵のすぐそばにあるので、この時期はJSPに行くのが、いつも以上に楽しみです。


何年か前の千鳥ヶ淵のサクラです

さて、昨日3月21日は、「世界ダウン症の日」でもありました。ダウン症は、21番目の染色体が3本あることから、3月21日が世界ダウン症の日と定められたのだそうです。と、偉そうに言っていますが、僕も勉強不足で知ったのは本日3月22日になってからでした・・・
「世界ダウン症の日」とは、ダウン症のある人たちとその家族、支援者への理解がより一層深まり、ダウン症のある人たちがその人らしく安心して暮らしていけるようにさまざまな啓発のイベントを通して世界中の人々に訴えていくために日です。(世界ダウン症の日公式サイトHP抜粋)
日本ダウン症協会(JDS)では、「世界ダウン症の日」関連事業として、全国各地でダウン症啓発活動が展開されていてるようです。

JSPの利用者さんの中にもダウン症の方は数名いらっしゃいますし、一緒に植栽作業をされている方にもいっらしゃいます。作業自体はゆっくりですが、植え替えの際などはお花の向きに注意して、1株1株の間隔もキレイに並べることが出来ています。ほぼ全く未経験のまま始められた植栽作業ですが、年月を重ねるにつれて確実に上達されています。
当時の印象に残っている出来事として、植栽作業を始めて間もない頃に、作業で植えたプリムラ・マラコイデスが家の近所でもいっぱい咲いていたということで、写メして見せて下さいました。僕自身も本格的な障碍者就労支援に携わったのは初めてだったので、多少の不安のままにスタートしましたが、その方のそのような行動に勇気づけられた思いがあります。


2009年3月スタート時の様子です。先ずはプランターの設置から。


鉢底ネット敷いて、


鉢底石を入れて、


用土を入れた後に、コニファーを植えて、


マラコイデスを植えて、


最後にパンジーを植えて完成です。
この日は強風でとても寒い日でした。

僕個人的な感想ですが、知的障碍や精神障碍をある方は、人間的に優しい方が多いかなと思います。というか自分の気持ちに正直といったほうが良いでしょうか。施設の中でも自分以上に障碍が重い方を手助けしたり、気に掛けられたりという行為が良く見られます。反面、僕とか職員の方が失敗などすると、勝ち誇ったかのように突っ込まれることもありますし、自分の体調が優れない時や好まない作業はガクッとモチベーションが下がっているのがありありと分かります。もちろん利用者全員がそうといったことではなく個人個人特徴は違ってきますが。
知的障碍は自分の気持ちが言葉で上手く表せないなどから、コミュニケーションの障碍とも言われます。言葉で表せない方は色々な態度や行動で表現されます。その際の些細な表現の違いなどから、その方が現在どのように感じているのかを読み取って援助を行う必要があると思っています。認知症の方々と接する際にも同様ですし、表現の仕方に語弊があるかも知れませんが植物と接する際も、言葉で表現出来ないという面では同じです。葉の色や艶、葉の垂れ具合など、微妙な変化に気づくことが重要です。なので、僕にとって、障碍者及び認知症を含む高齢者の方々との活動と日々の植物に関しての業務を平行に行うことは、ごく当たり前のことかつ欠かせないことなのです。

と、なぜか自分の思いを吐露する若干重い内容になってしまいましたが、色々と自分を振り返るきっかけという意味でも、○○の日などの制定って意味あるものなのだなと感じました。
このblogをきっかけに、ダウン症の方、その他の障碍者の方及び高齢者(+内田植物公園)への興味を持って下さる方がいらっしゃったら、それはそれで大変嬉しく思います。

2年前にroomieでもダウン症に関しての記事が挙げられていましたので、宜しければそちらもご覧ください。(内田の記事ではありませんが)
「ダウン症の子供を妊娠したお母さんへ」

「世界ダウン症の日」公式サイト HP http://www.jdss.or.jp/321/
日本ダウン症協会 HP http://www.jdss.or.jp/


salut





 
11:24 | ジョブサポートプラザ ちよだ | comments(0) | trackbacks(0)| - | - |
n゜444  園芸療法の現場から #102 3月の園芸療法 ジャガイモの植え付け
bonjour

こんにちは、内田植物公園です。

東京地方、本日は朝からというか昨夜からずっと雨が降り続いていました。
今日はお昼過ぎに、東京医大病院で開催された「五感で感じるコンサート」に行ってきました。これは東京医大病院に勤務されている看護師の有志の方々が、入院されている患者さんにリラックス出来る時間を提供したいという趣旨から企画されたコンサートだそうです。「音楽」「アロマ」「バルーンアート」「光」「植物」の5つの要素を取り入れたコンサート、会場の入り口にはバルーンアートで患者さんをお出迎え、ステージの両サイドには普段は病院内に点在されている観葉植物をまとめて植物の存在感を高めてディスプレイ、で気づくと、柑橘系を中心としたアロマが会場を漂っていました。コンサートの最中はバックに曲に合わせた映像が映し出され、「ふるさと」「川の流れのように」「星に願いを」「上を向いて歩こう」の計4曲が演奏されました。
会場はおそらく企画サイドが想像していたよりも多くの方が来場されたのでしょう、スタッフの方が何度もソファやイスを追加で運ばれる様子が見られました。医療スタッフやご家族と一緒に来場されていて患者さんも多く、30分と短い時間ではありましたが、みなさんゆったりとした時間を過ごされているご様子でした。司会をやられていた看護師の方は、不慣れなせいか、かなりグダグダでしたが、それもまた味があって良かったように思いました。会場からも笑いがありましたし。
今回は、グリーン&フラワーショップで働いている知り合いの方から誘われて伺いましたが、このような取り組みが色々なところで行われるとさらに良いなと思います。

コンサートが終わって病院を出ますと、雨上がりの気持ちの良い天気になっていました。いつも車で移動していますが、今日は珍しく電車&徒歩移動。仕入れ先に行く途中で見かけた建設予定地、生えている雑草はよく見るとほとんどがクローバーです。こんな一面クローバーの場所を東京の住宅地で見かけるとは思いませんでした。ちょっとラッキーです。また個人邸のお庭からは、珍しいお花が咲いている木を見かけました。シモクレンです。シモクレン自体は珍しくないのですが、ここまでムラサキとシロのコントラストがハッキリと出ているシモクレンって、僕的にはあまり見たことがありません。車だとつい見逃してしまう風景なので、今日は電車&徒歩移動にして正解でした。


一面クローバー


これだけあれば、4つばのクローバーも相当見つかりますね


当目から見て、何の花だ?と思い近づきました


鮮やかなコントラストですね

前置きが長くなりましたが、3月前半の園芸療法活動ではジャガイモの植え付けを行いました。ジャガイモといえば、高齢者及び障碍者の方にとっても馴染みのある野菜の1つですが、今回はちょっと珍しいジャガイモを用意しました。中身がムラサキのジャガイモ「シャドークイーン」です。外見上は普通のジャガイモと変わりませんが、実際に切ってみるとホントにムラサキです。他にも、中身が黄色くとても甘い味がする「インカのめざめ」も用意しました。黄色のインカとムラサキのシャドークイーン、一緒に並べると色の違いは一目で分かります。なかなか八百屋さんには流通しない品種なので、参加者の皆さんにはとても興味を持って頂いたご様子です。
この他にも定番の「ダンシャク」「メークイン」「キタアカリ」の合計5種類を用意して、参加者の方に好きな品種を選んで頂きました。僕が園芸療法を始めた頃は、ここまで色々な品種が売っていなかったこと、販売されている単位が最低でも500gくらいからと量が多かったので、今回のように多品種を使用することが出来ませんでした。施設に入居されている高齢者の方や知的障碍者の方にとって、日常では自分の判断で選択するという機会があまりありません。ですので園芸作業を通じて、そのような機会を提供したいと常に考えています。

ジャガイモを選んだ後は植え付け開始です。鉢底石をネットに入れて紐で結びます。もちろん石をプランターに直接入れてしまっても良いのですが、ネットに入れておくと収穫した後などに用土を取り出す際に土と鉢底石が混ざらずに取り出せるので重宝します。ただし、年月が経過するとネットも腐敗してしまうことがあるのでお気を付け下さい。また紐で縛るという行為は手指の細かい運動を促します。



その後にプランターの半分より少し上を目安に用土を入れます。その際も「半分くらい入れてください」という説明ですと、今ひとつ判断が難しいので、マジックなどでプランターに線を引いたり、予め入れるだけの量の用土をお渡しするなどで、混乱を少なくするようにします。といっても実際の活動では忘れてしまうこともしばしばなので、常に注意していないとです。
用土の上にジャガイモ並べ、その後にジャガイモがしっかり隠れる程度、用土をかぶせて植え付け作業完了です。最後に、ジャガイモの絵が描いてあるラベルに、ご自分のお名前と植えられたジャガイモの品種を書いて頂いて全ての作業が終了です。6月末から7月にかけて美味しいジャガイモが出来ることを願っています。





今回のプログラムはリーダー担当でしたので、ほとんど写真を撮ることが出来ませんでしたが、活動の様子や参加者の方の表情を撮影しておくと活動の振り返りにとても役立ちますので、オススメ致します。

また今月はこの他にも、冬野菜の収穫・試食作業、押し花作りなどのプログラムを行っているので、またの機会にご紹介出来たらと思います。

4月からいよいよ新年度です。僕が所属しています園芸療法の団体、NPO法人日本園芸療法研修会(JHTS)でも、園芸療法を学ぶ1年間の勉強会「スタディコース」の第22期が始まります。横浜戸塚区の障碍者施設「共働舎」さんを会場に、畑やお庭での園芸作業と座学を通じて園芸療法の基礎を勉強します。共働舎さんを始め、他の高齢者施設などでの現場実習や卒業生の現場での実習など、現場を重視した勉強会です。社会人にとって、ほぼ毎週1回(火曜日)1年間通うことは簡単なことではありませんが、園芸療法を本気で学んでみたいという方にはオススメですので、ご興味の方はJHTSのHPをご覧ください。開催までにガイダンスなどもございますので、受講しようか迷われている方は、そちらに参加されてみてもいかがでしょうか。

内田は11期生なので、いつの間にか11年間も園芸療法に関わってきました。ありきたりな言葉になってしまいますが、高齢者及び障碍者を始め、園芸療法活動を通じて色々な方や色々な場面に遭遇することで、人間的にも多少成長できたかなと感じております。また始める以前には全く興味のなかった福祉の世界にも、園芸療法を通じて興味を抱くようになりました。何がきっかけになるか分かりませんので、新たなことを始めたいと思っている方は、頭の片隅にでも「園芸療法」の4文字をメモして頂けると嬉しいです。

NPO法人日本園芸療法研修会 HP http://jhts.jp/

salut
 
11:44 | 園芸療法 | comments(0) | trackbacks(0)| - | - |
n゜443  ポカポカ陽気の化粧砂利敷き作業
bonosoir

こんばんは、内田植物公園です。

東京地方、昨日、今日と春本番の陽気になりましたね。本日は、高齢者デイサービスで園芸療法を行ったのですが、11月に植えたチューリップがすくすくと伸び始めてきました。こちらでの活動は月に1度なので、活動日にチューリップがきれいに咲いてくれていると良いのですが。昨年はタイミングばっちりでしたので、今年も期待したいと思います。

で、今回は昨日行わせて頂きました、個人のお客様のご自宅の化粧砂利敷き作業の様子をご紹介致します。

お隣との境の通路に芝生を植えられていたのですが、日当たりがあまり良くないのでキレイに生長しませんでした。また雨が降ると土の部分を通る際に泥はねしてしまうということから、今回芝生をはがして化粧砂利を敷くことになりました。
先ずはその一部始終をご覧ください。


施工前の様子。当初は真ん中部分も芝生だったということです。


端の部分にかろうじて冬芝が残っていましたが・・・


ベリベリはがします。


ほとんど根付いていなかったので、簡単にはがれてしまいました。


はがし終わった様子。
これから平らに整地します。


画像ではあまり分かりませんが、整地完了。
この後、表面の枯芝などを取り除きます。


土の上に、防草シートを敷きます。


で、最後に、砂利を敷いて完成です。


こちらは「アルプス青」という種類の砂利です。
乾いている間は白っぽいのですが、濡れるとブルーグレーのようなステキな色になります。

芝をはがしてから砂利を敷き終わるまで、およそ半日の作業でした。
途中、防草シートを敷く作業がありましたが、これはその名のとおり、土の中から雑草が生えてくるのを防ぐことと、泥はねをしないようにするのが目的で行いました。人が通らない木の下などに砂利を敷く場合は、防草シートを敷かずに、そのまま砂利を敷いても良いと思います。

砂利を敷く面積が狭い場合はご自分でも作業可能かと思います。砂利の目安は厚さ3僂砲垢訃豺隋1嵬6〜8袋(10kg)必要です。ホームセンターなどに行くと、いくつもの化粧砂利が売られていますので、お庭にあった種類のものをお選びになられると良いでしょう。ちなみに今回使用しました「アルプス青」は、ホームセンターなどでは見かけたことはありません。

今回ご紹介したような砂利敷き作業を始め、お庭やベランダなどの植栽作業も承りますので、ご興味の方はご連絡くださいませ。

最後になりましたが、今回の作業の経過をblogに掲載すること許可頂きました、K様、ご協力有難うございました。


内田植物公園 メールアドレス uchisato@rd6.so-net.ne.jp

salut
 
19:43 | 植栽・リース・メンテナンス | comments(0) | trackbacks(0)| - | - |